9月の後半になると、NYはもうだいぶ秋っぽくなってきました。半そででは寒いと感じる日が増えました。朝晩もだいぶ気温が下がってきました。あっという間に冬になっていくのか、ちょっと怖いです。
仕事は相変わらず、とても忙しく、そして緊張感のある毎日です。週末を目指して一日一日が過ぎていくのを頑張る毎日です。今の仕事を始めてから、同じ工程を行うということがなく、全ての工程が初めてなので、毎回何が起こるのか予測できません。起こった出来事に、驚きながら対処する日々です。この先も同じ工程が繰り返される予定はないので、契約が終わるまで、この調子なのだと思います。書いていて思いましたが、いちいち驚いたりせず、淡々と向き合うようにしていくのがよさそうです。どっちみち予測できないし驚いていると疲れますよね。
仕事では9月の下旬に大きな区切りがあり、リフレッシュということで、旅行に行きました。行先はテキサス州ヒューストン。今急成長中だというテキサス州に行ってみたく。IT企業も金融系の会社も、日本の企業も続々とテキサスに本社を移しているというので、どんな感じか見てみたかったです。テキサスの代表がヒューストンでよかったのか、という点については微妙なのですが。。。フライトが安かったので。ま、いってみましょー!
NYからテキサスまでは飛行機で3時間半くらいです。朝8:20くらいにラガーディアというNYの空港を出発して、ヒューストンに着いたのは11:00。1時間時差があります。
ヒューストンはNYに比べるとだいぶ南なので気温も高め。朝晩ひんやりのNYからだと服装をどうしたらよいのか迷いますが、半そでに薄手のダウンを着て出発、プラス、パーカーを鞄に入れて行ってみることにしました。(NYだと9月にダウン着ていても平気です!理由は変な目で見てくる人がいないからです!!)ヒューストンについたら、30度近くありました。そそくさとダウンを鞄にしまい、ダウンタウンへ!
ヒューストンのジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港からダウンタウンまではバスで1時間ほどです。ウーバーとか使えば30分くらい。私はケチってバスで。1ドル25セントです。途中Highwayもとばしながらぎゅんぎゅんバスに揺られ、ダウンタウンに着きました。ヒューストンは車社会なので、基本バスに乗るのは車を持っていない人だそうで。バスの治安はあまりよくないと聞いていましたが、特に問題なくダウンタウンに着きました。
吹き抜けの豪華な作り。土地余ってる感がにじみ出ています。 部屋も広い
160ドルくらいでこのお部屋。物価の安さを感じます。
ヒューストンのダウンタウンは新しくて高層の建物がたくさんありました。新しくできた町っていう感じです。NYと比べると道路もキレイ、建物も全てキレイ。
ホテルに荷物を置いて向かったのはこちら。
ヒューストンといえばNASA(それしなかない)。もちろん、他のアメリカの都市と同じくヒューストンにも美術館・博物館はたくさんあり、動物園なんかもあります。しかし、そういったものにはあまり興味ないので、、、私にとってはNASAしかない。
NASAでやること、それは、このトラムに乗って敷地内を見て回ること。
よく分からず、トラムに乗って回る、という情報だけを頼りに、トラムの予約をして乗ってみました。
APOLO スペースシャトルを運ぶ飛行機 FALCON9
すると、敷地内の所々で降ろされて、展示を見る、というものでした。
屋外だけでなくて屋内の展示もあります。そして、ショップも。
スペースシャトルは大きくて、これが~という感じでした。屋内の展示も、博物館的な感じでいろいろなものが展示してあって、へぇ~っという感じでした。しかしですね、一度行けば十分だなとは思いました。インターネット上の情報によると1日いられる、と書いてあるのを見ましたが、いや、一人だったら3時間くらいで十分です。この施設はダウンタウンからずいぶん離れた場所にあり、公共交通を使うとすると、バスをいくつか乗り継ぎ2時間かかるそうで、たいていの人は、自家用車、レンタカー、ウーバーなどでやってきます。私もウーバーで行きました。ダウンタウンからウーバーで片道35ドル、40分くらい。ちなみに、ヒューストンの他の観光施設も、比較的車で行くような場所が多いです。公共交通に期待してはいけない町です。
NASAの施設を見学して、ヒューストンでの目的の大半を果たしてしまいました。残りは食事です。ヒューストンといえば、ステーキ、メキシカンなどが有名だそうですが、ステーキはアメリカ中どこでもほぼ名物なので、メキシカンを食べることにしました。
サルサにコーンチップス、これは付け出し ファイータ&その他
トルティーヤも外観もメキシコ風?
テキサスのメキシカンはTEX-MEXというらしいです。ファフィータっていう焼肉が食べてみたかったので、ファフィータがメインでその他いろいろついているプレートを頼んでみました。ファフィータのお皿の手前部分は、トルティーヤみたいなのにチーズのソースがかかっているもの、奥はトルティーヤに挟まれたサラダ、右のあずき色のはどろどろの豆、左は味付きのライスです。お皿の右奥の銀紙はトルティーヤ。全体的においしかったです。ただ大量すぎて、食べきれませんでした。店員さんはほとんどメキシカン。スペイン語がよく聞こえてきます。そういえば、ウーバーに乗ったときに、ヒューストンに来てからスペイン語をよく聞く、と運転手さんに話したら、ヒューストンのスパニッシュはメキシカンが大半、とのことでした。近いからですかね。
メキシカンの英語はよく聞き取れなかったです。本当に???な感じでよく分からず。オーダーの時も何度も聞きなおしました。そういえば仕事ではスパニッシュはほとんどいないので聞きなれていないのかも。あ、でも去年1年間ペルー人大家さんのスパニッシュ英語聞いていたのに。。。うーん。。。^^;;;。。。ペルー人大家さんといえば、メキシコに移住したいと言っていたのを思い出しました。大家さん家族の何人かはテキサスのオースティンやダラスに住んでいたことがあるらしいのですが、カリフォルニアよりもテキサスの方が好きだそうです。カリフォルニアよりテキサスの方がコンサバで、カトリックな彼らには合うらしいです。カリフォルニアの特にサンフランシスコに近い辺りはレインボー(LGBTQに寛容)な風土なので、そこらへんが合わないらしいです。スパニッシュな人たち(中南米から移住する人たち)は地理的にも文化的にもテキサスが合うのかもしれないです。(とはいえ、カリフォルニアにもメキシコ人はじめスパニッシュな人たちたーくさんいます。)
ヒューストンはスパニッシュも多いですが、黒人も多いなと思いました。去年住んでいたシリコンバレー辺りではほとんど黒人を見なかったし、NYにはいろんな人がいるので黒人もたくさんいますが、見かける割合はヒューストンの方が多い気がしました。土地柄ってあるんだなぁ~、と思いました。そして、アジア人はほとんど見かけませんでした。街中でも、NASAでも、空港ですら、一人も見かけていないと思います。そういえば、空港で、レストランのウェイトレスの人に軽く差別っぽい扱いを受けました。差別は、アメリカに来て初めての経験だったので驚きました。そのレストランは、勝手に席に座って、バーコード読んでWEBサイトから注文すると運んできてくれるシステムだったんですが、システムが分からず、しばらくぼんやり座っていたのですが、誰も注文を取りに来ないので自らどうやったらいいか聞きに行き、そしたらバーコードとだけ言われて、席に戻るとバーコードがあり理解しました(ちゃんと読むと、これでオーダーしろと書いてあったのですが^^;)。でも、後からやってきて隣の席に座った黒人の女性には、席に着いた瞬間オーダー方法を教えてあげていて、分からないことがあったら聞いてね、とか言っていました。ちなみに、私と隣の席の担当のウェイトレスは黒人の人でした。普通、レストランのウェイトレス・ウェイターの人は、チップが重要なので誰に対してもそこそこサービスがいいんですが、そのレストランはチップがない前払いシステムだったのも影響しているのかもしれないです。やはり、マイノリティは差別を受けがち、他人から聞いてはいましたが田舎ほど差別がある、なぜなら多様性がないから、と実感しました。
ヒューストン旅行は1泊2日の日程で、2日目の午後早めにヒューストンを立ちました。短い旅でしたがリフレッシュしたいという目的は果たせました。テキサスにいろんな会社が集まってきていて勢いあるっているのは実感できなかったですが。。。(そういうところを見に行くように段どっていないじゃないの、という話もありますが^^;;;)でも、ダウンタウンに新しい建物が多くてきれいだったので、最近開発が進んできたんだろうな~っていうのは感じました。
後から日本の人にヒューストンに行った話をしたら、3時間半のフライトって、日本からだと台湾くらいですね、と言われて気が付きましたが、かなり遠くへ1泊2日で行ってきたのだなと。西海岸へ行くと5~6時間かかるので、それよりは近いや、くらいに思っていたのですが、アメリカは広いので感覚が狂ってきていると思います。近々西海岸へ2泊2日(帰りは飛行機で夜を明かす)を予定しています。^^;