10月になると、暖房がないとしんどいような、寒い日が増えてきました。寒い冬の始まりかと思うと恐ろしいです。こちらのアパート(マンション)の暖房はセントラルヒーティングなので、自分の部屋の温度を自分で調整できません。NY市の法律で何度以下になったら暖房をつけないといけないと決まっていて、その温度になったら暖房がつき、一定の温度になったら勝手に消えます。十分に寒いと思っても、なかなか暖房がつかないので、辛いです。暖房がつけば家の中はとっても暖かいのですが。
仕事の方はだいぶこれまでと様子が変わり、10月は全く忙しくありませんでした。まさかこんな日が来るとは。全く予想していませんでした。残業がほとんどなく、時間に余裕ができたので、何か他のことをしないといけないのではないかと逆に焦りました。勉強したりとか、日本での就職活動の準備をしたりとか。。でも結局、たいして新しい活動は行わず、ゆとりのある時間は単純に睡眠へとシフトされました。果たして来月は仕事はどうなるのか。忙しいのか、そうでないのか。
NYに来てから8か月ほど経ち、マンハッタン辺りで観光する場所ももうなくなりました。有名なところは全て行きました。5月ごろに日本人の美容師さんと話していたら、City(NY市)に初めて来たなら半年くらいは楽しいでしょうね~、と言われたのですが、まさにその通りで、夏の初めごろには新たに探索する場所もなくなりました。その時は、いやいや、半年以上楽しめるでしょ、と思っていたのですが。NYの観光名所は、美術館・博物館(メトロポリタン博物館、MOMA、自然史博物館など)、高いところに上る系(エンパイヤステートビル、Edgeなど)、町並み自体(タイムズスクエア、5番街、SOHO、リトルイタリーなど)、その他、自由の女神・ブルックリン大橋・セントラルパークなどなのですが、私の場合、もう一回行きたいと思うところは少ないです。美術館・博物館に対してそこまで興味がないというのと、高所恐怖症なので、、、。ブルックリン大橋を歩いて渡った時も、木の板の隙間から下の層が見えるのがものすごく怖くて、生きた心地がしないまま長い橋をそろそろと渡りました。
そんなわけで、夏ごろから、土日をいかに過ごすかが課題になっていました。家で引きこもるのもメンタルヘルス的にどうかと思い、なるべく外出したいのですが、目的地が無い、ということで。土日に継続して続けられるような何かがあるといいなと思い、土日に通える語学学校やゴルフレッスンを調べたのですが、いいものが見つからず。単発で料理教室や、ダンスレッスンに行ってみたりしたのですが、その後継続することはなく。料理教室は友達が見つかるといいな~、と思って行ったのですが、私以外はみんな友達同士またはパートナーと参加していて、料理をするブースも参加者単位だったので、先生以外とは会話せずに終了しました。レッスン系の先生がいる系の物は、みんなの前での先生との会話、というものが存在し、そこそこシャキッとして聞いていないと英語を聞き逃す、聞かれたことに答えられない、ということに陥り、げんなりするので要注意です。話はそれるのですが、アメリカで野球の球場ツアーに2度参加しましたが、両方とも一方的に説明されるのではなく、会話形式で進むことを思い出しました。時々ガイドの人から会話を振られるのですが、こっちとしては想定外なので驚きます。学校の授業とかもそうですが、一方的に進むってことがあまりない文化なのかもです。必ず質問と回答が入ります。話を戻すと、土日をいかに過ごすかが夏ごろから課題になっていて、あまりいい解決方法がないまま過ごしています。今のところ土日の楽しみは、おいしいものを食べること、になりつつあり、たまに、スポーツ観戦に行き、ごくたまーに旅行に行くということになっています。でも、振り返ると日本にいてもそんなに毎週イベントがあるわけではないし、基本、家事とスポーツ観戦して過ごしていました。同じですね。
で、おいしいものって何なのか、というのが次の課題になります。NYの名物みたいなものを検索したり、パンが好きなのでパン屋さんを調べたり、あとは日本の食べ物を調べたりしてどこかしら行ってみています。
NYの名物を調べると、ステーキ、ハンバーガー、ピザ、チーズケーキとかって出てきます。それNYの名物なのか、という突っ込み出そうなラインナップですが。ステーキとハンバーガ、ピザはアメリカ中どこでもあるし、どこでも名物として出てきます。でも、ステーキだとPeter Luger SteakhouseとかWolfgang Steakhouseだとか、ハンバーガーだとShake Shackのような有名店があるので、そういうところをさして名物と言っているのだと思います。
NYにはいろんな系統のパン屋さんがあります。フランス、イタリア、ドイツ、日本、韓国、中国などなど。私が好きなのはフレンチベーカリー、安定のおいしさです。慣れているからですかね。日本にもいっぱいあるし。イタリアンベーカリーは見た目においしそうなんですが、味はいつもちょっと違う、って思います。日系のパン屋さんもおいしいですが、日本にあるおいしいパン屋さんの方が美味しいです。(そりゃそうだ。)
アメリカンなクッキー マドレーヌが美味しいお店の エクレアが有名らしい パイはアメリカの、おいしいと思います Breads Bakeryの ミルフィーユと同じお店の ミルフィーユ Magnolia Bakery Dominique Ansel Bakery
でもクロナッツは買えなかった
テイクアウトしたり、ごくたまにUberEatsをしたりもします。
ガパオ ミックスフライとカレー 天ぷらそば パスタ お弁当(食べかけ)
タイ料理とか韓国料理も日本で食べるものとはちょっと違う感じ、和食はたいてい期待を下回る(日本で食べるものとどこか違う)
NYにある和食のレストランは、寿司屋とラーメン屋が主で、それ以外に居酒屋みたいな店、日本の洋食の店、テイクアウトメインでうどんとか丼物とかお弁当とか売っている店なんかがあります。寿司屋は高級店へ行へば多分日本とほぼ変わらないものが食べられるのではと思いますが行ったことがないです。ラーメンはおしゃれな食べ物として認識されていて、デートで行くようなお店らしです。価格設定もかなり高いし。居酒屋みたいな店や洋食屋も、店によるとは思うのですが日本のお店とほぼ同じ味のものが出てきたりします。日本と同じ感じかどうかというのは経営者が誰かによるらしく、和食といってもチャイニーズが経営者の店が結構あるらしく、そういうところだとやはり日本人からすると、なんか違うということになるそうです。あと、日本のお酒(日本酒だけでなくてウィスキーとか)も結構流行っているようで、ラーメン屋に日本のお酒がたくさん置いてあったりします。和食のお店の客層は、アジア系の人が多いです。日本人ぽい人はたいてい少ないですが、中国人・韓国人ぽい人が多いです。
スポーツ観戦に行くと、チキンテンダーとフレンチフライみたいな食べ物がメインで売られてています。とにかくみんなフレンチフライめっちゃ食べています。後はホットドック、ハンバーガー、ピザ、タコスとか。こういうところで売られている食べ物はめちゃ高く、1品10ドル以上、水でも5ドル、ジュース7ドルとか、そういう感じですが、みんなめっちゃ買って観戦前に食べたり、食べながら観戦したりしています。日本でも球場とかアリーナでは食べ物が売られていますが、こちらでもスポーツビジネスの重要な部分なのだろうと思います。ちなみに、野球のスタジアムやアメフトのスタジアムは飲み物、食べ物を持ち込めるところが多い気がしますが、バスケのアリーナは今まで行ったところは全て持ち込み禁止でした。
シティ・フィールド(NYメッツのスタジアム) US OPEN BARCLAYS CENTER(Brooklyn Netsのアリーナ) Madison Square Garden(NY Knicksのアリーナ)
今回ブログを書きながら振り返ると、アジア系の料理は期待と違うことが多く(思い描いた味と違う、材料が違う)、そう来るか、と思うことが多いですが、西洋系の料理は期待通りまたは上回ることが多いです。NYで食べたもので期待を上回っておいしいと思ったのはピザです。だいたい日本食べたピザよりおいしいです。近所にピザとパスタの店があり、スパニッシュの人が経営しているのですが、そこのピザが美味しいです。3.5ドルで大きいピースが買えます。バスケのスタジアムなんかで売っているピザもおいしかったりします。思い返すとハンバーガーも大体おいしいし、チーズケーキも大体おいしいです。そう考えると、やっぱり名物といわれているだけあるのでしょうか。そういう食べ物を積極的に食べた方が幸せな気がしていました。残りの期間はそういう食べ物を探求してみよう。