Mar. 2022

とうとう3月になりました。アメリカ生活もあと少し、仕事も今月末で終わり。日も長くなってきて、少し暖かい日も増えました。昼間、晴れて明るい日が増えて、気分も明るくなります。

仕事は引継ぎ資料の作成や引継ぎのMTGをする時間が増えました。ずーっとしんどいなぁと思っていた仕事ですが、もう終わるとなると名残惜しいような。仕事内容はしんどかったですが、周りの人たちはみさん親切で助けられました。オフィスにも行くことはないかと思っていましたが、最後に数回行くこともでき、良い思い出になりました。

仕事はただただ忙しい・しんどい気分でやってきて、ようやく1年1か月過ぎたという感じなのですが、内容を振り返ってみようと思います。

私の仕事は、システム移行のプロジェクトマネジメント(プロジェクトマネジメントオフィスの一員)です。プロジェクトマネジメントはほぼ経験がなかったので良く雇ってもらえたな、というところから始まったのですが、やはり、やったことがないことをやるというのは大変でした。初めての会社で、アメリカで、やったことのない仕事を、英語と日本語でやる、ということで、最初のうちは何もうまくいかず落ち込むことが多かったです。一番困難だったのは英語、次がプロジェクトマネジメントの部分かなと思います。日本に本社がある会社のアメリカブランチでの仕事なので、本社がやりたいことや、日本人が考えるやりたいことを現地のエンジニアやユーザに伝えるという作業があるのですが、そういうのは伝言ゲームの要素が強いので、英語がうまく話せるとずいぶん楽だったろうなと思います。技術力はほぼ必要なくて、英語力が高い方がよほど役に立つ部分です。プロジェクトマネジメントについては、自分がやっていたのが本当にプロジェクトマネジメントなのかも怪しいですが、何をするのが正解なのかがよく分からず苦労しました。自分が開発をするわけでもなく、リソースをアサインする権限を持っているわけでもないので、円滑にプロジェクトが進むように雑用をこなすようなイメージです。大きなプロジェクトなので、関係者がものすごくたくさんいて、協業して進めないといけないので、他の利害関係者とコミュニケーションをとりながら、歩調を合わせて進められるように調整する、というのが仕事です。今思うと調整するのが仕事だったのかもしれないです。英語や、プロジェクトマネジメントは、私にとってはチャレンジで、大変ではありましたが、できるようになったことも多いかなと思います。人とコミュニケーションをとることに慣れたと思います。会議のファシリテートを行う機会がかなりあったので、英語でMTGを設定して進行することに慣れました。たまに本当に何を話しているのか分からなくて辛いですが、だからやりたくないとかいう感覚は薄れました。また、電話することもあまり躊躇なくできるようになりました。メール、チャット、電話、会議を必要に応じて使い分けられるようになりました。メールして、返信がよく分からない場合はチャットして、チャットで説明するのが難しい時は電話して、関係者が複数いるときは会議をセットする、というのが、英語であまり躊躇なくできるようになりました。ものごとを進めるために効率がよいものを選択して実行できるようになりました。しかし、英語が上達したからできるようになったわけではなく、業務内容と進め方が分かってきたというのと、人間関係ができてきたためにできるようになってきた、という感じです。なので、初対面のお客さん相手に同様のことをやれと言われても難しいと思います。一方、想像していたよりも英語の上達はいまいちだったと思います。今も、リスニングでも結構難しいと感じるときも多いし、スピーキングもほぼ気持ちだけでやっています。上手に話すことはあきらめて、伝わることを優先に、重要なことを何回も言うとか、そういうのを重視しています。英語については、英語の勉強をしないと上達しないという結論に達しています。子供ではないし、若くもないので、、、自然に学校へ行けば上達するとか、そういうものではないです。覚えようとしないとボキャブラリは増えないし、言い回しも身につかないです。発音も、意識して上達しようと思わないと上達しないです。私の環境は、特に仕事の環境は純粋な英語環境ではなく、日本人もいるし日本語も使うからというのもあるかもしれませんが。それにしても、思ったより上達していない気がします。去年学生で毎日英語のレッスンを受けていた時の方が英語がスムーズに話せたような気がします。

仕事の内容以外で仕事について思うことは、アメリカでも日本人は日本企業に依存した仕事が主になるということです。アメリカでは、なのかもしれないですが、働くには就労ビザが必要で、ビザを取得するためにはビザのスポンサーになってくれる企業が必要です。お金を払ってビザのスポンサーになってくれるのは日本語を必要としている企業であり、主には日本の企業です。個人事業主のビザや、特殊な職業のビザを取得するというのであれば他にも方法はあると思うのですが、一般的なサラリーマンのような仕事をするのであれば、日本企業に依存することになります。英語のうまい下手よりも、ビザのステータスが重要と思います。グリーンカードを持っているとかであれば、逆に英語ができなくても選択肢は増えると思います。Drを持っているとかそういう特殊技能があればグリーンカードを比較的簡単にとれたりするので、そういうのも有効かもしれないです。プラス、コネや人脈も重要と思います。アメリカは移民が多いですが、同じ国出身の人とか、知り合いを通じて仕事を見つけたというのをよく聞きます。何のつてもなくローカル採用で働くのはいろいろしんどいので、次アメリカで働くとしたら駐在がいいです!駐在で戻ってきたい!!駐在でマンハッタンに住みたい!!!(マンハッタンに住みたいなぁ(しみじみ))

と、いうわけで、英語上達と英語で仕事の実績を作るためにアメリカへやってきたわけなのですが、上達という部分については満足とはいい難い状況です。仕事の実績を作るという部分では一定の成果と言えるかと思います(まがりなりにも実績はできました)。英語は今後もあまり上達しない気もしますが、生涯学習的に続けるしかないかなぁという感じです。

日本へ帰る準備も始まって、あまりアメリカを満喫する感じもなくなってきました。必要ない銀行口座をCloseしたり、こちらのタックスリターンの書類を作ったり、携帯電話やもろもろの契約を止めるやり方を調べたり、帰国時のPCR検査の予約をしたり。手続きはどれもこれもだいたい思い通りに進まないのでイライラします(絶対に想定通り(インストラクションに書かれた通り)にいかないだろうということはもう想像つくのですが慣れないです)。雑用が多かったのですが、そんな中でも楽しいことが少しはありました。

バカラホテルでのアフタヌーンティーです。

アフタヌーンティーに来たのは自分のお祝いのためで、日本での仕事が決まった直後に来ました。1月ごろから日本での仕事を探し始めて、とてもストレスフルな毎日でしたが、なんとか次の仕事を見つけることができたので、一人でお祝いすることにしました。素敵な内装に、おいしいフードで満喫しました。

アメリカに来て2年3ヵ月、こちらに来るときはコロナなんてもちろん想像しておらず、思い描いていたのとは違う留学・仕事生活となりましたが、コロナに感染することもなく元気に終えられたことは本当に良かったと思います。また、学校でも、職場でも、それ以外でも、いろいろな人に出会えて学んだことも多かったし、助けてもらったことも多かったです。職場で最終日に同僚からメールや電話をもらったときは、名残惜しかったです。さみしい気持ちが大きいです。帰国がせまると、周りの人から「日本へ帰るのは楽しみか」と聞かれることがありましたが「楽しみな気持ちとそうでない気持ちと半々」と答えていました。私はアメリカが好きです。特にNYが好きです。また戻ってきたいです。

これまで2年3ヵ月、このブログも今回で最終回です。これまでシリコンバレー通信を読んでくださりありがとうございました。先日帰国して日本にいます。来月から新しい仕事が始まります。また日本でどうぞよろしくお願いします。

Feb. 2022

NYはまだまだ暗くて寒い冬です。雪も時々降って、気温は氷点下。引きこもりがちになります。いろいろなビジネスでもお客さんが減るからか、1月末から2月半ばにかけて、NYではRestrant week, Broadway weekというのが行われます。いつもよりお得にサービスを受けられるという企画です。

Restaurant weekは、NYのいろんなレストランが参加して、どのお店も同じ価格29ドル, 39ドル, 59ドルくらいの固定の金額のお得感のあるコースを用意するという企画です。お得な感じがすることになっているので、家族や友達とみんなでお店を探して行ってみようとなる、というものです。冬だけでなく、夏も行われていて、夏は存在に気が付いたときに期間が終わってしまったので冬はぜひどこかのレストランへ行こうと思っていました。念願のRestaurant weekデビューということで、2件行ってみました。

一件目は、イタリアンのお店。ずっとおいしいパスタが食べたいと思っていたのでイタリアンで探しました。Restaurant weekのWebサイトにいろいろなお店が掲載されているので、写真やメニューを見比べて、お店を決めました。

NYSEの近く

Restaurant week中はどのお店も混むらしいので予約して行った方がいいらしいのですが、私は一人で行くので少なくともバーカウンターには座れるかなと思って予約なしで行ってみました。結果、ほとんど満席でしたが運よく2人掛けのテーブル席に座ることができました。周りの人が食べているものをちらっと見つつ、メニューを見て食べるものを決めました。

前菜とメインをひとつづつ選んで29ドルのコースだったのですが、前菜は、パンの上にマスカルポーネチーズ、いちじく、ナッツが乗っていて、はちみつが掛けてあるもので、メインはサーモンのサラダにしました。いや、本当はそのつもりではなかったのですが。。。前菜の方は、他の人が食べているのをチラ見して、これかなっていうのを頼みました。完全に甘い食べ物だったので、そこはちょっと想定外でしたが、でもま、メニューに書いてあった材料通りだったので納得です。メインの方は、、、私はパスタを頼んだつもりでした^^;;;このひとつ前のメニューがトマトソースのパスタで、そこで完全にメインは全部パスタだと思い込みました。が、違ったのです。よく見ると材料にパスタらしき名前がなかったのです。リングイネとかパスタとか、書いてなかった。サーモンと野菜の名前の列挙はありましたが。。。そうですね、、、そうだったんですね。メインが運ばれてきたとき!!!ってなりました。で、WEBサイトでメニューを見返して理解しました。料理名にサーモンサラダとかって書いてないんです、材料だけが並んでるんですよ。アメリカあるあるですが、メニューをちゃんと読まないで思ったものが食べられないことが時々あります。パスタ食べたくてイタリアンにしたのにT-Tってなりましたがしょうがないです。ひたすらサラダを食べました。おいしいにはおいしかったですが。

いつものことですが、一人で来ているのは私だけでした。特にRestrant weekは友達や家族で、Restrant weekだからどこかいこうよ、的に集まって行くような行事だと思うのでよけいにそうかもしれないです。お店は居心地がよかったです。イタリアンレストランなので店員さんも多分イタリア人。ネイティブが話す英語より分かりやすい、そして明るく親切。

二件目はテイクアウトのハンバーガー。Wagyu Burgerが有名なお店らしく行ってみました。今回も予約はなしで。

経営者は日本人なのかな

テイクアウト専門のお店と思っていたけど、行ってみたらレストランで(レストランは別の名前のお店)その一角でテイクアウトのオーダーを自分でiPadで行うというシステムでした。オーダーしてレストランの片隅で出来上がるのを待ちました。オーダーしてからくればよかった。ちなみに、そのレストランもRestaurant weekのメニューがあって(レストランの中で飲食するのはバーガーとは別のメニュー)、確か100ドル近かったと思うんですが、おいしそうな感じでした。まともな感じの和食のレストランで日本人らしきお客さんもちらほら。結構待ちましたが、ずっしり重いバッグを受け取りいざ公園へ。

バーガー単品で20ドルくらい、ポテトと缶ジュースを付けて29ドルだったか

お店から近いマディソンスクエアパークへ移動して食べました。テーブルと椅子が何セットか置いてあるのでそこに座り、重いバッグを開けると、、、おー!おいしそう。バーガーもフライもおいしそう。ソースも3つくらいついてきていました。Wagyuバーガーは、バーガーのパテの上に焼き肉が数枚乗っていてその上にワサビが。ポテトの方も赤いパウダーがかかっていていい匂い。上に乗っている焼肉ごとパンで挟んで食べるのが難しかったので、焼肉はフォークで個別に食べましたが、とってもおいしかったです。Wagyuって日本で育った牛でなくて、アメリカで育った日本由来の牛ってことだと思いますが、かなりおいしかったです。ハンバーガーもおいしかったし、ソースをかけるとさらに美味しかったです。フライも、これまでアメリカで食べたフライの中で一番おいしかったです。あみあみのカットがいい感じの厚みで食べやすくもあり、味もおいしかったです。

単純にものすごく美味しくて満足度が高かったです。ただし、アメリカの冬に外で食事するのはやはりお勧めはできないと思いました。ハンバーガーもフライも急速に冷めていったので。

もう一つのイベント、Broadway weekは、Broadwayのミュージカルがお値打ちにみられるというもので、2枚のチケットを1枚分の値段で買うことができるというのと、料金そのままで席をグレードアップできる、という2つの方向性があります。私は前者の方を利用して、大家さんとAladdinを観に行ってきました。大家さんもニュースで見ていて Aladdinを観に行きたかったそうです。(よかった)

Broadwayはタイムズスクエアの少し北西

夜はあまり出歩かないので夜のマンハッタンが新鮮です。入口に人がたくさんいるのですぐわかります。ワクチン証明を提示して中へ。

120ドルくらいの席を半額で

劇場はかなりクラシックな内装できれいです。幕が上がってから、歌もダンスもずーっと楽しくて、飽きることなく2時間半ほどがあっという間に過ぎました。3階の席だったので少し遠かったですが、でもそこそこ楽しめました。 Aladdinなので魔法の絨毯が飛ぶシーンがあるのですが、人が乗って空中を絨毯が動きます。吊るしているような紐などは全く見えなかったのでどうやっているのか気になりました。年末にくるみ割り人形を観たときに、バレエ楽しいなぁと思いましたが、ミュージカルを観たらそれ以上に楽しかったです。違う演目をまた観たいです。

今回のミュージカルにしても、バレエにしても、野球やバスケにしても、とにかくいつも思うのはお客さんが満席に入っていてすごいということです。日本だと、エンターテイメントでこんなに成功するものは限られているのではと思います。

レストランやミュージカルを楽しんで、寒いながらも楽しい2月でした。そしてもう一つ、うれしいことがありました。初めて会社のオフィスに出社しました。もう出社することはないかなー、と思っていたので、うれしかったです。2月中に2回だけでしたが職場に行って働きました。通勤は時間がかかって面倒ですが、席は広いし、椅子も快適、モニターも大きいので、オフィスはオフィスでいいなぁと思いました。何より同僚の方々に初めて実際に会えてました。

そんなこんなで働き始めて丸一年が経ちました。NYでの暮らしもあと一ヵ月ちょっと。このブログもあと何回書くのか。日本へ帰るのが信じられないです。

Jan. 2022

アメリカへ来て丸2年が経ちました。過ぎてみると早かったような気もしますが、やはり大変だったことが多く思い出され、ようやくここまで来た、という気持ちの方が強いです。何が大変だったかと振り返ると、変化が多かったからかなと思います。渡米して、2つの学校に行き、引っ越しを2回して、就職もしました。コロナが流行り生活スタイルも変わりました。なんかすごく大変だった、ような気もするけれど、既に忘れていることもあったりして。その辺は老化なのかなと思ったり。どんどん忘れてもいますね、いろんなこと。去年学校で何を勉強していたのかとか、ちょっと振り返ったけど、結構詳細は忘れていました。。。うーん。。。アメリカ生活も残り3ヵ月。まだこの仕事を3ヵ月もするのかと思うと長い気がしますが、あっという間に過ぎてしまう気もするので、やり残したことはないか考えながら過ごしたいと思います。

NYの1月は寒いです。一日中0度以下の日が普通な感じです。雪はそんなに降りません。たまに降るけど、2日もあれば溶けてしまうほどの雪です。でも、雪に対しては結構過剰な反応をします。州知事が1日中ニュースで「スノーストームが来るから不要な外出はしないように」と訴えたりします。たしかにその時は20センチくらい積もっていましたが、そこまでの?という感じではありました。また、夜雪が降った翌朝は「今日は公立の学校は休校にはなっていません」とかってニュースが流れたりします。それについても、休みになるときあるの?と思いました。東京あたりでもそんな感じでしたっけ?雪が降ると。それにしてもNYはそもそも雪が降る想定の街なはずなので、ニュースなどの反応には驚きます。雪が降りだすと、いや、降っていなくても予防的にも、かなりの勢いで融雪剤があちこちばらまかれます。とにかくめっちゃ対策している感があります。

冬のニューヨーカーが思いの外薄着で驚きます。0度以下の中、コートの前を空けて歩いている人の多いこと。そして、ショートコートの人もかなりいますし。女性は冬もレギンスの人がそこそこいますが、靴下とレギンスの間から素足が覗く人もいて、驚くばかりです。なぜそんな薄着で可能なのか。コートの下も、お腹が見える短い丈のニットとかなんなら半そでとか着てるし、意味不明です。スキニーデニムの下はヒートテックなんて履いてなくてもちろん素足でしょうし信じられないです。最強の防寒をして外出する私からは考えられません。私はコートについているフードの役割というものを最近理解しました。あれは飾りではなく、かぶると温かいからついているのです。外出時は基本ニットの帽子をかぶりますが、そのうえからコートのフードを被ると温かさがアップします。もしかしてアジア人って寒さに弱いんですかね。。。アジア系の人で謎に薄着の人ってあんまり出会わない気がします。それか文化なんですかね。冬でも薄着で過ごすのがスタイル、的な。

そんな寒い中でもお出かけするのは楽しいので不思議です。天気も曇りがちなんだけれど、冬のマンハッタンもなかなかです。ブライアントパークでスケートする人を見ながらホットチョコレート飲んだりするの、楽しいです。

NYに来てから、季節が一回りしました。引っ越してきた時も雪が降っていたなと、思い出しました。

年末年始は家でのんびりしていました。タイムズスクエアのカウントダウンへ行きたいなと一瞬考えたのですが、カウントダウンの日、昼の12時くらいからタイムズスクエアへ行って寒空の下12時間ほど待ち続けるという荒行を成し遂げないとならないというのを知り、早々に諦めました。12月31日は大家さんと近くのタイ料理をテイクアウトしてパッタイを年越しそば代わりに食べつつ、ケーブルテレビで日本の紅白の録画を観て、ぼーっとしていたら外でバンバン花火の音がしだして、年が明けていました。テレビでちょっとだけタイムズスクエアの様子を見て、寝てしまいました。年明けも特別なことはなく、3日から仕事を始めました。クリスマスから10連休だったのですが、あっという間に終わりました。ブログに書くこともあまりないなぁ、って感じなのですが、1月2日にアイスホッケーの試合を観に行ってきたので、そのことを少し。

NYにはホッケーのチームが二つあり、New York RangersとNew York Islandersというチームになります。 New York Rangers はマディソンスクエアガーデンが本拠地で、 New York Islanders は私の住んでいるQueensに昨年できたUBSアリーナが本拠地です。 マディソンスクエアガーデンへはNBAを観に行ったことがあるので、UBSアリーナの試合を観るべく、 New York Islandersのチケットをとりました。アメフトに続き、ルールがよく分かっていないし大丈夫かと思いつつも、とにかく行ってみることに!

今回もまたとても便の悪い公共交通を乗り継いで1時間半ほどかけてアリーナの最寄り駅へ到着。地下鉄とLIRRという鉄道を乗り継ぎやっとのこさで最寄り駅へ到着。LIRRは1時間に1本くらいしか電車無かったんだけども。何も考えずに行ったら乗り継ぎで30分くらい待った。。。試合の日なのに。。。早く行き過ぎたからかな。。。そこから15分ほど歩いてアリーナへ到着。

新しいアリーナなのでどんな感じなのかワクワクです。球場とかアリーナとか、施設を見るのが好きです。

新しいアリーナということで過度な期待を寄せていましたが、作り自体はよく見るような感じのアリーナでした。あ、でもスナックを買うところでちょっと独特なシステムのところがありました。こういうアリーナのピザとかバーガーの売店は、だいたい注文をして受け取るシステムをこれまで見てきましたが、ここは、作られたピザとかが並べられていてそれを自分で取ってからキャッシャーに行くというシステムでした。ソーダ(ジュース)も自分でコップに入れてからキャッシャーに行くシステムです。コップをキャッシャーでもらってから注ぎに行くっていうのは見たことありましたが。斬新でした。なので最初システムが分からずきょどってしまいました。私はポテトとソーダをとってキャッシャーに行ったところ、21ドルって言われてまたびっくりしていました。ポテト7ドルくらいだったと思うんだけどなー、あれ、って思ってレシートを見たらソーダが14ドルでした。えええ?!自分で注ぐコップのジュースですよ!(しかもたいしておいしくないし、カップだって普通のよれよれプラスチックカップ)よく見るとスーベニアカップソーダって書いてありました。うううう、そういうことか。。。スポーツ観戦時の飲食は高いので今回は抑えようと思っていたのに(でもいつも何か食べたい)、落とし穴に落ちた気分でした。まぁ、しょうがないです。高級ソーダを持って、いざ座席へ。

席に座ると、おー、さすがスケート専用アリーナ!本当にリンクを取り囲むように席がある。センターモニターも大きい!あれ、でもちょっと、この、天井から生えているブロックのせいで見えないんですけどー。。。そうか、だからこの席ちょっと安かったのか。まぁ、いっか。ちょっとかがめば全部見えなくもない。

試合が始まると、スピード感があるし、ぶつかり合ったりするのでかなり盛り上がります。アメリカのスポーツにしては珍しく、応援団的な人がいて、太鼓をたたいて「アイランダーズ!」的な応援をするので、周りの人もそれに合わせて声を出します。これまで見てきたアメリカの他のスポーツより一体感があるし、みんな応援します。そして、野次るし、盛り上がるし、ひとことでいうと少しガラが悪いです。バスケ、野球、アメフトとみてきた中で間違いなく一番熱めです。(このチームだけなのかな??)

試合後

もともと熱い雰囲気の中、なんと延長戦になり、激熱の応援が繰り広げられ、なんとアイランダーズが勝ちました。みんな大盛り上がりでご満悦そうでした。延長戦はたしか先にゴールした方が勝ちだったと思います。どおりでゴール周辺の局面でみんなものすごく盛り上がっていたわけだ。(まったくルールを予習せずに観に行った^^;;)

別にアイランダーズファンなわけではないけども、なんかご満悦な感じで私も帰宅出来ました。それにしてもホッケーファンは熱々でした。ゴール局面だとみんな立ち上がるし、声出すしで。まさかの太鼓に合わせて応援する芸当までみられて驚きました。途中で気が付いたんですが、両方のチームとも選手が白人だけでした。そういえばお客さんもほぼほぼ白人だけでした。黒人、アジア人、ともに私は一人も見かけなかったです。どうやらホッケーって白人のスポーツのようです。なんか理由があるんですかね。道具代がかかるからお金持ちしかできないとか、自国にない競技だから移民だと後から参入しにくいとか。

帰りは来るときに降りた駅に行ったら、なんとここから乗れないと言われました。どうなってるのよ、難しすぎるだろ、その運用。どこに行けばよいかと聞いたら、あっちの駅に行けと言われ。。。小雨の中どこかよく分からないまま歩き、途中で聞いたらシャトルバスで駅に行けるというので乗せてもらったら、、、なんとアリーナの真ん前が駅でした。帰りだけそこから発車なんだという。何それ、意味わからん、行きもそうしようよ。。。私と同じように引っかかっていた人も数人前後にいましたが、基本的にはみなさんご存じだったようで。なんでわかんなかったんだろう。WEBサイトとかの英語をちゃんと読んでないからなのか。。。こういうとき、ほんとに英語弱者だって思います。英語は見た目で情報が入ってこなくて、読もうとして初めて情報が入ってくるので、また、聞こうとして初めて情報が入ってくるので。どっかで見逃してたのかもしれないです。はぁ。。。

1月2日はこのようにホッケーを観て過ぎていきました。アメリカの4大スポーツを観るというのがここで完結してうれしいです。やはりバスケと野球はもともと好きなので楽しかったです。バスケはまだシーズンが続くのでまた機会を見て観に行きたいです。それにしてもアメリカのプロスポーツは規模も大きいしすごいです。チケットも1000ドルするようなチケットもあるにもかかわらず、会場がかなり埋まるっているのが本当に信じられない。

1月は土日がかなり用事でつぶれてしまい、仕事と用事で煮詰まりながら過ぎていきました。2月はもう少し余裕を持って過ごせたらいいなと思います。

Dec. 2021

2021年ももう12月。最近は日の出が7時20分くらい、日の入りが4時40くらい。NYは日が短く、最近は曇った日が多いので、ずーっと暗い感じがします。寒さはそれほどでもなく、今年はかなり暖かいそうです。気温がマイナスになった日も、まだあるかないかといった感じ。

天気はいまいちですが、マンハッタンはクリスマスな感じになっていて、1年間で一番にぎわっている季節なのではと思います。私もクリスマスツリーやマーケットを見に行くのを2か月ほど前から楽しみにしていました。歩いて何ヵ所か回りました。

ある日意気込んでクリスマスツリーをめぐったのですが、、、昼間はいまいちだということに気が付きました。夜になると電飾つくのよね。というわけで別日の夜にでなおしました。

やっぱり夜見るのが正解でした。5thアベニューはめっちゃ混んでいました。このときもまだ12月上旬だったんですが。大家さん曰く、5thにはバスで観光客が見に来るから混むそうです。道路も一部通行止めです。すごいな。

クリスマスマーケットも大賑わい。一人で来ているのは私ぐらい。クリスマスはファミリーホリデーです。(アメリカの祝日はほとんどファミリーホリデーですが)

クリスマス時期はほんとに町中にワクワク感が漂っていました。みんな楽しそう。ブライアントパークの近くの日本食スーパーに毎週行っていたので必然的に毎週クリスマスマーケットに立ち寄りました。特に何もせずうろうろするだけですが、なんだか楽しいです。

そして、クリスマス時期といえば、RockettesのChristmas Spectacularと、NY City Balletのくるみ割り人形。両方観に行こうと思い、チケットの値段を見ていて、、、くるみ割り人形は、12月上旬に観に行きました。11月末頃から?1月初めまで、ほぼ毎日1公演から3公演くらいやっています。そして全公演ほぼ売り切れるという。日本では考えられないですが。。。

バレエは、日本で1度だけ観たことがありましたが、本格的なのは今回が初めてでした。とても楽しかったです。くるみ割り人形は、世界中で特に人気のある演目らしいですが、私はもうちょっと大人向けの演目の方がもっと楽しめるかなと思いました。日本に帰るまでにもう一度くらい、違う演目を観に行きたいです。バレエって、ヨーロッパとかだとドレスアップしていかないといけないところもあるらしいですが、ここは結構カジュアルでもOKです。デニムの人もいました。

そんな感じで12月は浮かれた気分で過ごしました。仕事も、年末の最終2週間くらいは他の人もあまり出社しないしやることないよと聞いていたので、最終週1週間はまるまる休みにしました。無給休暇ですが、。ちなみに、2021/12/31はNew Year Dayで私の常駐先の会社は休日でした。Nyew Year Dayが土曜とかぶるので前倒して12月にするという、。斬新。

仕事といえば、当初の予定では12月でプロジェクト終了で私の就業も終わる予定だったのですが、プロジェクトが延伸したので私も3か月延長することにしました。OPTで働けるのは1月までなので、就労ビザを申請しました。NY生活はもう少し続くことになります。

Oct. 2021

10月になると、暖房がないとしんどいような、寒い日が増えてきました。寒い冬の始まりかと思うと恐ろしいです。こちらのアパート(マンション)の暖房はセントラルヒーティングなので、自分の部屋の温度を自分で調整できません。NY市の法律で何度以下になったら暖房をつけないといけないと決まっていて、その温度になったら暖房がつき、一定の温度になったら勝手に消えます。十分に寒いと思っても、なかなか暖房がつかないので、辛いです。暖房がつけば家の中はとっても暖かいのですが。

仕事の方はだいぶこれまでと様子が変わり、10月は全く忙しくありませんでした。まさかこんな日が来るとは。全く予想していませんでした。残業がほとんどなく、時間に余裕ができたので、何か他のことをしないといけないのではないかと逆に焦りました。勉強したりとか、日本での就職活動の準備をしたりとか。。でも結局、たいして新しい活動は行わず、ゆとりのある時間は単純に睡眠へとシフトされました。果たして来月は仕事はどうなるのか。忙しいのか、そうでないのか。

NYに来てから8か月ほど経ち、マンハッタン辺りで観光する場所ももうなくなりました。有名なところは全て行きました。5月ごろに日本人の美容師さんと話していたら、City(NY市)に初めて来たなら半年くらいは楽しいでしょうね~、と言われたのですが、まさにその通りで、夏の初めごろには新たに探索する場所もなくなりました。その時は、いやいや、半年以上楽しめるでしょ、と思っていたのですが。NYの観光名所は、美術館・博物館(メトロポリタン博物館、MOMA、自然史博物館など)、高いところに上る系(エンパイヤステートビル、Edgeなど)、町並み自体(タイムズスクエア、5番街、SOHO、リトルイタリーなど)、その他、自由の女神・ブルックリン大橋・セントラルパークなどなのですが、私の場合、もう一回行きたいと思うところは少ないです。美術館・博物館に対してそこまで興味がないというのと、高所恐怖症なので、、、。ブルックリン大橋を歩いて渡った時も、木の板の隙間から下の層が見えるのがものすごく怖くて、生きた心地がしないまま長い橋をそろそろと渡りました。

そんなわけで、夏ごろから、土日をいかに過ごすかが課題になっていました。家で引きこもるのもメンタルヘルス的にどうかと思い、なるべく外出したいのですが、目的地が無い、ということで。土日に継続して続けられるような何かがあるといいなと思い、土日に通える語学学校やゴルフレッスンを調べたのですが、いいものが見つからず。単発で料理教室や、ダンスレッスンに行ってみたりしたのですが、その後継続することはなく。料理教室は友達が見つかるといいな~、と思って行ったのですが、私以外はみんな友達同士またはパートナーと参加していて、料理をするブースも参加者単位だったので、先生以外とは会話せずに終了しました。レッスン系の先生がいる系の物は、みんなの前での先生との会話、というものが存在し、そこそこシャキッとして聞いていないと英語を聞き逃す、聞かれたことに答えられない、ということに陥り、げんなりするので要注意です。話はそれるのですが、アメリカで野球の球場ツアーに2度参加しましたが、両方とも一方的に説明されるのではなく、会話形式で進むことを思い出しました。時々ガイドの人から会話を振られるのですが、こっちとしては想定外なので驚きます。学校の授業とかもそうですが、一方的に進むってことがあまりない文化なのかもです。必ず質問と回答が入ります。話を戻すと、土日をいかに過ごすかが夏ごろから課題になっていて、あまりいい解決方法がないまま過ごしています。今のところ土日の楽しみは、おいしいものを食べること、になりつつあり、たまに、スポーツ観戦に行き、ごくたまーに旅行に行くということになっています。でも、振り返ると日本にいてもそんなに毎週イベントがあるわけではないし、基本、家事とスポーツ観戦して過ごしていました。同じですね。

で、おいしいものって何なのか、というのが次の課題になります。NYの名物みたいなものを検索したり、パンが好きなのでパン屋さんを調べたり、あとは日本の食べ物を調べたりしてどこかしら行ってみています。

NYの名物を調べると、ステーキ、ハンバーガー、ピザ、チーズケーキとかって出てきます。それNYの名物なのか、という突っ込み出そうなラインナップですが。ステーキとハンバーガ、ピザはアメリカ中どこでもあるし、どこでも名物として出てきます。でも、ステーキだとPeter Luger SteakhouseとかWolfgang Steakhouseだとか、ハンバーガーだとShake Shackのような有名店があるので、そういうところをさして名物と言っているのだと思います。

NYにはいろんな系統のパン屋さんがあります。フランス、イタリア、ドイツ、日本、韓国、中国などなど。私が好きなのはフレンチベーカリー、安定のおいしさです。慣れているからですかね。日本にもいっぱいあるし。イタリアンベーカリーは見た目においしそうなんですが、味はいつもちょっと違う、って思います。日系のパン屋さんもおいしいですが、日本にあるおいしいパン屋さんの方が美味しいです。(そりゃそうだ。)

テイクアウトしたり、ごくたまにUberEatsをしたりもします。

タイ料理とか韓国料理も日本で食べるものとはちょっと違う感じ、和食はたいてい期待を下回る(日本で食べるものとどこか違う)

NYにある和食のレストランは、寿司屋とラーメン屋が主で、それ以外に居酒屋みたいな店、日本の洋食の店、テイクアウトメインでうどんとか丼物とかお弁当とか売っている店なんかがあります。寿司屋は高級店へ行へば多分日本とほぼ変わらないものが食べられるのではと思いますが行ったことがないです。ラーメンはおしゃれな食べ物として認識されていて、デートで行くようなお店らしです。価格設定もかなり高いし。居酒屋みたいな店や洋食屋も、店によるとは思うのですが日本のお店とほぼ同じ味のものが出てきたりします。日本と同じ感じかどうかというのは経営者が誰かによるらしく、和食といってもチャイニーズが経営者の店が結構あるらしく、そういうところだとやはり日本人からすると、なんか違うということになるそうです。あと、日本のお酒(日本酒だけでなくてウィスキーとか)も結構流行っているようで、ラーメン屋に日本のお酒がたくさん置いてあったりします。和食のお店の客層は、アジア系の人が多いです。日本人ぽい人はたいてい少ないですが、中国人・韓国人ぽい人が多いです。

スポーツ観戦に行くと、チキンテンダーとフレンチフライみたいな食べ物がメインで売られてています。とにかくみんなフレンチフライめっちゃ食べています。後はホットドック、ハンバーガー、ピザ、タコスとか。こういうところで売られている食べ物はめちゃ高く、1品10ドル以上、水でも5ドル、ジュース7ドルとか、そういう感じですが、みんなめっちゃ買って観戦前に食べたり、食べながら観戦したりしています。日本でも球場とかアリーナでは食べ物が売られていますが、こちらでもスポーツビジネスの重要な部分なのだろうと思います。ちなみに、野球のスタジアムやアメフトのスタジアムは飲み物、食べ物を持ち込めるところが多い気がしますが、バスケのアリーナは今まで行ったところは全て持ち込み禁止でした。

今回ブログを書きながら振り返ると、アジア系の料理は期待と違うことが多く(思い描いた味と違う、材料が違う)、そう来るか、と思うことが多いですが、西洋系の料理は期待通りまたは上回ることが多いです。NYで食べたもので期待を上回っておいしいと思ったのはピザです。だいたい日本食べたピザよりおいしいです。近所にピザとパスタの店があり、スパニッシュの人が経営しているのですが、そこのピザが美味しいです。3.5ドルで大きいピースが買えます。バスケのスタジアムなんかで売っているピザもおいしかったりします。思い返すとハンバーガーも大体おいしいし、チーズケーキも大体おいしいです。そう考えると、やっぱり名物といわれているだけあるのでしょうか。そういう食べ物を積極的に食べた方が幸せな気がしていました。残りの期間はそういう食べ物を探求してみよう。

Sep. 2021

9月の後半になると、NYはもうだいぶ秋っぽくなってきました。半そででは寒いと感じる日が増えました。朝晩もだいぶ気温が下がってきました。あっという間に冬になっていくのか、ちょっと怖いです。

仕事は相変わらず、とても忙しく、そして緊張感のある毎日です。週末を目指して一日一日が過ぎていくのを頑張る毎日です。今の仕事を始めてから、同じ工程を行うということがなく、全ての工程が初めてなので、毎回何が起こるのか予測できません。起こった出来事に、驚きながら対処する日々です。この先も同じ工程が繰り返される予定はないので、契約が終わるまで、この調子なのだと思います。書いていて思いましたが、いちいち驚いたりせず、淡々と向き合うようにしていくのがよさそうです。どっちみち予測できないし驚いていると疲れますよね。

仕事では9月の下旬に大きな区切りがあり、リフレッシュということで、旅行に行きました。行先はテキサス州ヒューストン。今急成長中だというテキサス州に行ってみたく。IT企業も金融系の会社も、日本の企業も続々とテキサスに本社を移しているというので、どんな感じか見てみたかったです。テキサスの代表がヒューストンでよかったのか、という点については微妙なのですが。。。フライトが安かったので。ま、いってみましょー!

NYからテキサスまでは飛行機で3時間半くらいです。朝8:20くらいにラガーディアというNYの空港を出発して、ヒューストンに着いたのは11:00。1時間時差があります。

ヒューストンはNYに比べるとだいぶ南なので気温も高め。朝晩ひんやりのNYからだと服装をどうしたらよいのか迷いますが、半そでに薄手のダウンを着て出発、プラス、パーカーを鞄に入れて行ってみることにしました。(NYだと9月にダウン着ていても平気です!理由は変な目で見てくる人がいないからです!!)ヒューストンについたら、30度近くありました。そそくさとダウンを鞄にしまい、ダウンタウンへ!

ヒューストンのジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港からダウンタウンまではバスで1時間ほどです。ウーバーとか使えば30分くらい。私はケチってバスで。1ドル25セントです。途中Highwayもとばしながらぎゅんぎゅんバスに揺られ、ダウンタウンに着きました。ヒューストンは車社会なので、基本バスに乗るのは車を持っていない人だそうで。バスの治安はあまりよくないと聞いていましたが、特に問題なくダウンタウンに着きました。

ヒューストンのダウンタウンは新しくて高層の建物がたくさんありました。新しくできた町っていう感じです。NYと比べると道路もキレイ、建物も全てキレイ。

週末だったからかダウンタウンに人がほとんどいない。。。

ホテルに荷物を置いて向かったのはこちら。

NASA SPACE CENTER

ヒューストンといえばNASA(それしなかない)。もちろん、他のアメリカの都市と同じくヒューストンにも美術館・博物館はたくさんあり、動物園なんかもあります。しかし、そういったものにはあまり興味ないので、、、私にとってはNASAしかない。

NASAでやること、それは、このトラムに乗って敷地内を見て回ること。

よく分からず、トラムに乗って回る、という情報だけを頼りに、トラムの予約をして乗ってみました。

すると、敷地内の所々で降ろされて、展示を見る、というものでした。

屋外だけでなくて屋内の展示もあります。そして、ショップも。

スペースシャトルは大きくて、これが~という感じでした。屋内の展示も、博物館的な感じでいろいろなものが展示してあって、へぇ~っという感じでした。しかしですね、一度行けば十分だなとは思いました。インターネット上の情報によると1日いられる、と書いてあるのを見ましたが、いや、一人だったら3時間くらいで十分です。この施設はダウンタウンからずいぶん離れた場所にあり、公共交通を使うとすると、バスをいくつか乗り継ぎ2時間かかるそうで、たいていの人は、自家用車、レンタカー、ウーバーなどでやってきます。私もウーバーで行きました。ダウンタウンからウーバーで片道35ドル、40分くらい。ちなみに、ヒューストンの他の観光施設も、比較的車で行くような場所が多いです。公共交通に期待してはいけない町です。

NASAの施設を見学して、ヒューストンでの目的の大半を果たしてしまいました。残りは食事です。ヒューストンといえば、ステーキ、メキシカンなどが有名だそうですが、ステーキはアメリカ中どこでもほぼ名物なので、メキシカンを食べることにしました。

テキサスのメキシカンはTEX-MEXというらしいです。ファフィータっていう焼肉が食べてみたかったので、ファフィータがメインでその他いろいろついているプレートを頼んでみました。ファフィータのお皿の手前部分は、トルティーヤみたいなのにチーズのソースがかかっているもの、奥はトルティーヤに挟まれたサラダ、右のあずき色のはどろどろの豆、左は味付きのライスです。お皿の右奥の銀紙はトルティーヤ。全体的においしかったです。ただ大量すぎて、食べきれませんでした。店員さんはほとんどメキシカン。スペイン語がよく聞こえてきます。そういえば、ウーバーに乗ったときに、ヒューストンに来てからスペイン語をよく聞く、と運転手さんに話したら、ヒューストンのスパニッシュはメキシカンが大半、とのことでした。近いからですかね。

メキシカンの英語はよく聞き取れなかったです。本当に???な感じでよく分からず。オーダーの時も何度も聞きなおしました。そういえば仕事ではスパニッシュはほとんどいないので聞きなれていないのかも。あ、でも去年1年間ペルー人大家さんのスパニッシュ英語聞いていたのに。。。うーん。。。^^;;;。。。ペルー人大家さんといえば、メキシコに移住したいと言っていたのを思い出しました。大家さん家族の何人かはテキサスのオースティンやダラスに住んでいたことがあるらしいのですが、カリフォルニアよりもテキサスの方が好きだそうです。カリフォルニアよりテキサスの方がコンサバで、カトリックな彼らには合うらしいです。カリフォルニアの特にサンフランシスコに近い辺りはレインボー(LGBTQに寛容)な風土なので、そこらへんが合わないらしいです。スパニッシュな人たち(中南米から移住する人たち)は地理的にも文化的にもテキサスが合うのかもしれないです。(とはいえ、カリフォルニアにもメキシコ人はじめスパニッシュな人たちたーくさんいます。)

ヒューストンはスパニッシュも多いですが、黒人も多いなと思いました。去年住んでいたシリコンバレー辺りではほとんど黒人を見なかったし、NYにはいろんな人がいるので黒人もたくさんいますが、見かける割合はヒューストンの方が多い気がしました。土地柄ってあるんだなぁ~、と思いました。そして、アジア人はほとんど見かけませんでした。街中でも、NASAでも、空港ですら、一人も見かけていないと思います。そういえば、空港で、レストランのウェイトレスの人に軽く差別っぽい扱いを受けました。差別は、アメリカに来て初めての経験だったので驚きました。そのレストランは、勝手に席に座って、バーコード読んでWEBサイトから注文すると運んできてくれるシステムだったんですが、システムが分からず、しばらくぼんやり座っていたのですが、誰も注文を取りに来ないので自らどうやったらいいか聞きに行き、そしたらバーコードとだけ言われて、席に戻るとバーコードがあり理解しました(ちゃんと読むと、これでオーダーしろと書いてあったのですが^^;)。でも、後からやってきて隣の席に座った黒人の女性には、席に着いた瞬間オーダー方法を教えてあげていて、分からないことがあったら聞いてね、とか言っていました。ちなみに、私と隣の席の担当のウェイトレスは黒人の人でした。普通、レストランのウェイトレス・ウェイターの人は、チップが重要なので誰に対してもそこそこサービスがいいんですが、そのレストランはチップがない前払いシステムだったのも影響しているのかもしれないです。やはり、マイノリティは差別を受けがち、他人から聞いてはいましたが田舎ほど差別がある、なぜなら多様性がないから、と実感しました。

ヒューストン旅行は1泊2日の日程で、2日目の午後早めにヒューストンを立ちました。短い旅でしたがリフレッシュしたいという目的は果たせました。テキサスにいろんな会社が集まってきていて勢いあるっているのは実感できなかったですが。。。(そういうところを見に行くように段どっていないじゃないの、という話もありますが^^;;;)でも、ダウンタウンに新しい建物が多くてきれいだったので、最近開発が進んできたんだろうな~っていうのは感じました。

後から日本の人にヒューストンに行った話をしたら、3時間半のフライトって、日本からだと台湾くらいですね、と言われて気が付きましたが、かなり遠くへ1泊2日で行ってきたのだなと。西海岸へ行くと5~6時間かかるので、それよりは近いや、くらいに思っていたのですが、アメリカは広いので感覚が狂ってきていると思います。近々西海岸へ2泊2日(帰りは飛行機で夜を明かす)を予定しています。^^;

Aug. 2021

8月はとにかく速く過ぎました。仕事の忙しさが一段増して労働時間もさらに伸びましたが、仕事内容も一段広がったように思います。これまでより関わる人の幅が広がりました。これまでは英語と業務知識のなさの両方で仕事が難しかったのですが、業務知識の方は少しついてきて、今は英語がうまく話せればもう少しうまくできるのに、と思うことが多くなりました。仕事の内容は分かっているけどうまく説明できない、とか、日本語だったら分からないなりにも議事録を書けるかもしれないけど英語だと専門用語の単語が分からなさ過ぎてできないなど。

また、仕事についてもそれ以外でも、だんだん図太くなってきたと思います。ずーっとよく分からないことを英語でやっているので分からなさ過ぎて、分からないことに対して鈍感になってきていると思います。また、知らない人から私もよく分からないことについて電話がかかってきて質問されたり、よく知らないことについてのMTGのホストになったり、よく分かってないけどいろんな人にいろんなことを頼んだりしなければならず、関わる人も多いし、事柄も多いしで、ひとつずつ気にしていたら進まないというのもあります。分からないことは分からないし、できないことはできないし、しょうがない、私のせいじゃないし、みたいな考え方が増えました。

2月末にNYに引っ越してきて6か月が過ぎました。NYの良いところも嫌なところもいろいろ感じるようになってきたので、今日はアメリカらしくNYのPros&Consをやってみようと思います。(といっても授業でも仕事でも一度もアメリカでPros&Consやったことないけど^^;;)東京で働き神奈川に住むのと比較してのPros&Consです。

Pros:

  1. 自由
  2. いろんな人がいるので自己肯定感が相対的に高まる
  3. 洋服や見た目に気を使わなくてよい
  4. レベルの高いプロスポーツが見られる

Cons:

  1. 食べ物の調達が大変
  2. 交通の便がいまいち
  3. 家族と友達が近くにいない
  4. 頑張って働かないといけない
  5. 古い、汚い。ゴキブリいる。
  6. 着たいと思うような洋服が売っていない

ProsとConsの中間

  1. 物価が高い

Prosの方から行くと、NYに住んでいると自由を感じられて好きです。いろんな人が住んでいて平均こんな感じっていうのを感じないので自由にできます。見た目にも、白人も黒人もいるし、ラテン系も多いし、インド系、アジア系、アジア系も中国人、韓国人、フィリピン人といろいろで、身体的な特徴もさまざまだし、話す言葉もさまざま、生活習慣や着ているもの、食べるものも様々なので、自分も好きなように、自由にできる気になりますし、実際そうできます。たとえば、マンハッタン辺りでは日傘をさす人はほぼいないのですが、私は夏の間はずっとさしていました。でも、誰もじろじろ見てこないです。アメリカへ来て初めのころはアメリカらしく振舞うのが良いかと思っていましたが、どっちかっていうと、そんなこと気にしなくてよいところがNYと思います。また、全てが大きくて、道や建物や公園もトイレも、何もかも広々としているので、そこもまた自由を感じるところだと思います。

Prosの2個目ですが、自分を他の人と比べなくなります。先述のようにいろんな人がいるので比べる相手が一様では無いため、比べることに意味を感じなくなります。バックグラウンドも、話す英語もいろいろで、一つの軸では比較できないです。自分が比較することをやめると、自己肯定感が高まり、より健康な精神状態を保てている気がします。

Prosの3個目、服装についてですが、基本的にみんなカジュアルです。靴は8割以上の人がスニーカーを履いていて、女性であればレギンスにTシャツみたいな、スポーツウェアに近い服装の人や、デニムにTシャツの人が多いです。私もキレイ目の服はほとんど着なくなり(持ってきてもいないですが)、どこへ行くにもTシャツにデニム、ジョガーパンツみたいな服でほぼ過ごしています。これは洗濯事情も影響していると思います。また、化粧も以前のようにはしなくなりました。マンハッタンなんかへ行っても、化粧している人ってあまりいないです。で、ここでの論点は、きれいな服着てばっちりメイクしたかったらすればいいんだけど、しなくてもしても、自由にできる点、です。寒い時に半そで来てても、暑い時にダウン来てても自由だし、変な目で見る人はいないです。(Prosの1個目とかぶってますかね。)

Prosの4個目、レベルの高いプロスポーツが見られる、については、私がバスケットボール、野球を観るのが好きなので、NYではいろいろ見られて楽しいです。バスケットボールは女子のシーズンは春から秋で、男子のシーズンは秋から春なので、1年中見られます。アリーナがかなり豪華で、アリーナを観るだけでも価値があります。日本にはこんなアリーナありません。野球も、スタジアムがかなり大きいのとボールパークというだけあって、フードの売店などが充実していて雰囲気がもう全然日本とは違って楽しいです。アメリカのスポーツビジネスの規模を改めて感じます。選手もバスケと野球に関しては基本、世界でトップレベルです。また、テニスのUS OPENも観れました。そういう世界的な大会を観られることも魅力です。日本へ帰るまでにはアメフトも観に行きたいです。そろそろシーズンが始まります。

Consに移りまして、1個目の食べ物の調達が大変、と2個目の交通の便がいまいち、については、車を持っていればたいして問題ではないのですが、車がないと大変です。以前のブログにも書きましたが、1週間分の食料調達を週末に行うスタイルだと、週末の天気に左右される、大量買いが大変、というのと、宅配サービスは盗まれる可能性がある、という点、日本食スーパーへの買い出しにマンハッタンへ行くんだけど地下鉄がちゃんと来ないし、途中で20分くらい止まるときあるし、超遅れたり、早まったり、土日はいつもと違う路線を走るとかっていうクレージーなことをしたりで、初心者泣かせです。基本的に、地下鉄は時間通りに動かないと思っておいた方がよいです。ときどき自分の駅に止まらない日とかもあります。

Consの3個目、家族も友達もNYにいません。当たり前ですが。COVID19で在宅勤務なのでほぼ誰とも出会いません。

Consの4個目、頑張って働かないといけない、というのは、アメリカで日本人が働くためにはVisaが必要で、Visaのスポンサーになってくれる企業が必要(そこに競争がある)、仕事内容も限られる、ということで自国で働くよりも条件が厳しくなるということです。また、アメリカで働いている人は、どの国の人も働き者だったりするので、その中でやっていくには自分もそこそこ働かないといけないです。私の職場にいる日本人以外の人々もめっちゃ働いています。私の職場は日系の会社だから、ということもあるかもですが、以前同じ英語のクラスをとっていたAmazonで働くインド人も、よく残業してたし、休日出勤もしていました。アメリカの会社でも結構長時間働いている人が多いのではと思います。

Consの5個目、古い、汚い、ゴキブリですが、住居と公共の場所についてになります。NYは地震がないので古い建物が多く、必然新しいものより汚いです。アパートも、地下鉄も。古いし、汚い。そして、どこにもゴキブリがいます。日本の黒いのと違って、こっちのは茶色い。日本のと同じ大きさの茶色いの、これは下水に住んでいて、下水から住居に上がってくるやつで、もう一種類小さい茶色いのはキッチンに生息しています。家賃が高かろうと安かろうと古い建物には大概いるらしいです。私も今の家で何回か目撃しています。私の住んでいるところは大家さんの意識が高いので、年に一回プロに駆除してもらっているのですが、それでもたまに出てきます。NYに住む以上、逃れられないです。

Consの6個目、私の場合、着たいと思う洋服はアメリカのブランドではほぼ見つけられないです。GAPとかH&Mでも、あまりないです。なので、日本のお店で買います。大体UniqloかMujiになります。選択肢が劇狭です。

最後にProsとConsの中間の項目が1個、物価が高いです。ほんとに物価は高いです。ただ、給与水準も高いので、NYで働きながら住む分には問題ないと思います。NYで生活費を安く抑えて働けば、日本へ仕送りできます。日本の競争力が下がっていることを実感します。

総括すると、Consの方がたくさん思いついてしまった。。。でもあと数年NYに住んでもいいかなーって思ってしまいます。私にとってのNYの主な魅力は自由な点なわけですが、その魅力が大きいのだろうと思います。日本に帰った後の生活を想像すると、やはりちょっと息苦しそうだなって思います。

家で仕事をしているので、8月も暑くてしんどいだろうなって予想していたのに、意外とそうでもなく、もちろん時々エアコンをつけつつ過ごしていましたが、でも、6月末から7月の方が暑かったと思います。夜は半袖だと寒い時もありました。今は9月なので、もうだいぶ秋を感じます。NYは秋から冬にかけてが一番良い、と聞くので、これからどんな感じになるのか楽しみです。NYでの残り時間も少しとなってきました。

Jul. 2021

7月が終わると私のNYでの仕事も半分終了。たった10か月の仕事なんですがとても長く感じます。ようやく半分、まだまだ半分。最初のころよりもだいぶ慣れてはきましたが、まだまだ分からないことだらけで、英語もよく分からないことも多く大変です。ただ、業務内容や英語が分からないときにどうしたらよいのか、どうやって他の人に助けを求めたらよいのかが分かってきたので、前よりは少しマシです。毎日新しいことに遭遇するし、長時間労働で疲れてますが、あと5か月がんばろう。

2月末にNYに来てから今は7月も終わり夏です。NYの夏は暑いと聞いていましたが、いまのところカリフォルニアと比べても、東京と比べても過ごしやすいです。昼間は32,3℃くらいまで上がることはありますが、湿度はそんなに高くないし、やや曇りという日も多く、苦しいほど暑いことはないです。日によっては夜は涼しいくらいの時もあります。基本的に平日は通勤もないし家で仕事をしていて外に出ないので過ごしやすいと感じているところがあるかもしれないです。

週末は食品の買い出しに行きますが、買い出しに行く時間帯は選びます。暑い時間帯に出かけるとやはりしんどいです。こちらでは、自宅から大きいカートを引いて行って1週間分を買い込んで帰ってくるので。水だけでも1ガロン(3.79L)のボトルを3つくらい買うし、ジュースや牛乳を買うと一気に重くなり(単位がハーフガロン)帰りはかなりの重量の荷物になります。私が食品の買い物に使うのは主に2カ所あって、1つは近くにあるチャイニーズのスーパーで、もう1つはマンハッタンのSunrise Martという日本食スーパーです。

チャイニーズのスーパーというのは、多分経営者が中国人で主に中国人向けのスーパーのことだと思います。周りの人がそう呼ぶので私もそう呼びます。

看板に「新龍興超級市場 US Supermarket」って書いてあります。新龍興ってアメリカって意味なんですかね。知らないですけど。超級市場はスーパーマーケットですかね。他のお店の看板でもよく見ます。外観も店頭もぱっと見中国。(中国へ行ったことないですが)そして店内も。

私の住んでいる場所はアジア人、とくに中国人が多いので、中国系のスーパーがたくさんあります。そして、中国系のスーパーは、生の野菜、魚、肉が種類豊富に量り売りされています。店内はいつもにぎわっていて、客層は主に中国人、たまにインド人、ラテン系、という感じです。さすが、中国人は食に対してやる気が高いので、スーパーにも種類豊富なたくさんの商品があります。日本の商品も結構置いてあります。納豆なんかもありますが、誰か買う人いるんでしょうか。レジの人もほぼ100%中国人なので中国語で話しかけられたりします。ここはほぼ中国なんじゃないかと思っています。中国に行ったことないけど。店内の雑多な感じと、ちょっと汚い感じと(NYは古い建物が多いのでチャイニーズのスーパーに限らず小汚いスーパーは多いですが)、人の多さと、みんなの買い物量の多さに圧倒されます。しかし、ビビっていては買い物できません。強い意志を持ってカートをぐいぐい押していかないと進めません。

もう一カ所、私が買い物をよくするのはSunrize Martという日本食スーパーです。NYに来て最初のころに、会社の人がここが一番使える日本食スーパーだよと教えてくれたのですが、確かに他の日本食スーパーと比べて品ぞろえも価格も一番だと思います。

お店はマンハッタンに3カ所ほどありますが、一つは結構な一等地にあります。私の家から一番行きやすいので、この店舗をよく使います。私のお目当ては主にお菓子です。大量に買い込みます。値段は日本の値段のだいたい倍くらい。

生魚や冷凍食品、調味料などもたくさん置いてあります。スーパーとお弁当屋さんみたいなのとが隣り合わせで別の店舗で並んでいて(どっちもSunrize Mart)お弁当屋さんもたまーに行きます。日本と同じようなお弁当ではないです。ちょっとアメリカな感じの日本のお弁当です。アメリカ人にもウケるようにしているんでしょうか。日本人からすると、いつも残念なアレンジにがっかりしますが。鮭はなぜか照り焼き(塩焼きにしようよ)、巻きずしにはオレンジ色の辛いソースをうねうね掛けてある(そのソースいらない)、カツカレーのカレールーがチキンカレー(入れるなら野菜にしてほしい)、お弁当の副菜がマカロニチーズ(せめてマカロニサラダにして)。そういえば大家さんが言っていたのですが、日本食レストランでも、経営者が中国人の場合が結構あって、そういうお店はちょっと違うものが出てくるので、本当の日本食を食べたいときは経営者が日本人かを確認するのが重要だそうです。確かに、経営者が日本人でも??なものが結構あるので、よくメニューを調べたりしてからでないと違うものが出てきてがっかりとなります。

カリフォルニアに住んでいたときは、忙しかったとしても、時間の使い方は自由になったので自分で料理できていたのですが、今は、平日は時間のコントロールが自分でできないので、料理をする時間を確保することが難しいです。なので、生野菜や果物、豆腐などの切るだけで食べられるものや、お菓子を食べることが増えました。平日はたいして食べたいものを食べられないので土日は何かおいしいものを食べたいという欲求が高いです。家の周りで手に入れられるおいしいものには限りがあるので、マンハッタンに行ったときに何かしら買ってくることが多いです。やっぱマンハッタン便利だなぁ。日本食スーパーたくさんあるし、Whole FoodsもTRADER Joe’sもあるし、おいしいパン屋さんもケーキ屋さんもある。

そろそろ近場で観光する場所もなくなってきたので、最近はもっぱら食べることに興味が向いているようです。おいしいものをゲットするためにマンハッタンに住みたいとかって思ったりします。。。

1か月ほど前に職場のアンケートがあり、今後も在宅勤務を継続したいかを聞かれました。週1日出勤、2日出勤、全部出勤、全部在宅、だかいくつか選択肢があり、私は全部在宅を選択しました。通勤に1時間20分くらいかかるし、通勤しないでよい生活になれたらもう戻れないです。他の人もほとんどそれを選択したのではと想像します。結局私はこの後も在宅が続けられることになりました。基本的に家に引きこもりで友達0のNYの生活はこれからも継続です。

Jun. 2021

NYに引っ越してから4か月が経ちました。日々の生活は相変わらずで、平日はずーっと仕事、週末は掃除洗濯買い出しと観光をして過ごしています。NYはワクチン接種もそこそこ進み、かなり普通の生活に戻りつつあります。レストランの室内の席も使用できる割合が上がっているし、野球やホッケーなどのスポーツ観戦も普通にできます。

6月末にYankee Stadiumへ野球を観に行きました。この日のYankeesの対戦相手はAngeles。ということで、大谷翔平選手を観るためにこの試合を観に行くことにしたのでした。大谷選手、絶好調なので観られる場所にいて観ないわけにはいかないです。6月末にAnglesとの4連戦があるということを会社の人が教えてくれて、平日だったのですがどうしても観に行きたかったので行くことにしました。大家さんに話したら、大家さんも行きたい!とのことだったので一緒に行くことに。久しぶりの野球観戦、テンション上がります。かなりかなりワクワクしながら当日が来るのを楽しみに1ヵ月ほど過ごしました。

Yankee StadiumはNew York Yankeesの本拠地球場なのですが、マンハッタン島の北の方にあります。家からだと地下鉄を使ってドアツードアで1時間くらいのところです。試合は19:10開始ですが、初めての球場ということもあり、球場探検の時間も見込んで17:30に大家さんと家を出発しました。地下鉄で駅を過ぎるごとにYankeesファンと思われる人が乗ってきて、最後は日本の満員電車張りに満員の電車でYankee Studiumの最寄り駅へ到着。この感じも久しぶりです。駅を出るとすぐそこに、Yankee Studium!

急ぐ心で大家さんとわれわれのゲートへ。ちょうど真反対なので少し歩きました。セキュリティを通って、いざ中へ!

きたー!広い!しばしバックネットで球場を見回して。平日の試合開始30分前なので、まだ人はまばらです。そして我々の席を探します。

私たちの席は2階でした。マウンドからかなり離れているのですが、とても観やすいです。ちなみにチケットの素の値段は130ドルくらい。システム手数料等かかり、最終的には165ドルくらい。でも2階席、ですが、意外と観やすくて感動!そして、選手たちが出てくるのを待ちます。練習しないのかな、ソワソワ。

キター、大谷キター!大家さんと二人で盛り上がります。近くの日本人らしき人たちも同じような反応。でも日本の試合開始前のような練習は行わないみたいで。軽く走ったりキャッチボールしたりして、引っ込んでしまいました。試合が始まるまで会場のMCや音楽を聴きながら待ちます。

電光掲示も巨大。本物はもっときれいだけど写真にはうまく写らなかった。

この日の大谷選手は2番DH。DHなので打席しか見られないのは少し残念ですが。先行Angelesなのでさっそく1回に打席が回ります。1回は凡退。そして、3回に次の打席が回ってきました。

打席に入るところから動画撮影です。(ブログにも載せたいけど動画は載せられないよう。)そしてー

ホームラーン!!!!!

まじかー、ホームラン!観られてうれしい!!大谷選手、できる子すぎる!!!

大家さんとひとしきり盛り上がり。今日観に来てほんとよかったーって言い合い。

野球は2019年に日本で観たのが最後だったので、ホームランの時、こんな感じで喜ぶんだった、とか、球場の空気感が気持ちいいとか、いろいろ感動しました。

その後、大家さんが作ってくれたおにぎりを食べながら観戦を続け(Yankee Studiumは自分が飲食する分の持ち込みは可)、5回に次の打席が。

なんと、またホームラーン!!!!!すごすぎる、楽しすぎる!ここでホームランダービー首位タイに。まさか2本も観られるとは思っていなかったので、もう、ものすごく楽しかったです。Yankeesファンからも拍手出ていました。

試合はAngelesが負けたのですが、大谷選手のホームランを2本も観られて、本当に今日来てよかったと思いました。アメリカに来て一番楽しかった出来事になりました。

ほぼリアルタイムでインスタにホームランの動画を上げていたのですが、日本からも反応がリアルタイムで帰ってきて、大谷選手への注目度が感じられました。平日の夜というのに、球場にも日本人が結構来ていたし。Blogにも動画がアップロードでいればいいのに。

私たちが試合を観たのは4連戦の2日目だったのですが、最後の日は雨で試合が流れました。そして代わりの試合が8/16にスケジュールされ、、、チケットを買いました。

May 2021

5月は祝日があります。Memorial Dayという日で5月の最終月曜日が祝日になります。なので土日と合わせて3連休になります。こちらで働き始めてから初めての祝日かつ3連休で、とてもうれしくて旅行に行くことにしました。コロナのワクチン接種2回目も終わったし!3日間とも遊んでしまうと洗濯や買い出しができなくなってしまうので、1泊2日でNYから行けるところ、、、ということでボストンへ行きました。地球の歩き方のボストンが載っているやつをKindle版で買って、あとはGoogleに聞いて観に行くべきところ、食べるべきものを学習しました。

連休の土曜の朝7:00に、Port Authority というマンハッタンのバスターミナルからバスに乗って出発しました。ボストンまでバスで4時間20分。途中、休憩なしです。片道40ドルくらい。

ほぼ満員。席はそんなに広くない。バス会社の名前はPeter Pan Travel。

乗り物酔いをするのでなるべく寝て過ごしましたが、めっちゃ疲れました。

ボストンについてバスターミナルからホテルへ向かい、荷物をおいてまず向かったのはこちら。

Fenway Park 別名Green Monster

ボストンレッドソックスの本拠地球場、Fenway Parkです。この日は試合もありましたが、私は試合は観ず、でも試合よりも楽しいと思える球場ツアーに参加しました。球場巡り好きです。今回のは球場の中を解説付きで見学して回れるというものです。

20人くらいのグループでツアーを行う。ここは球場の中。なんか、神宮球場を思い出します。

Fenway ParkはMLBの中でも最古の球場と言われていて、まぁつまるところ古いんですが、歴史もあるのでメジャーリーグファンにたまらない場所なのではと思います。私はNPB(日本のプロ野球)は観ますが、MLBは良く知らないですが、いろいろな球場へ行くのは好きです。Fenway Parkは外野の形が独特です。四角いですね。。。守りにくそう。

古いので、木の椅子があります。

メジャーの球場は大きいです。座席の数が多い。球場の中をぐるーっと回っていろんな席から球場を見ながら、過去の選手や一番遠くに飛んだホームランの到達地点の話など、いろいろな解説を聞きました。とても満足度が高かったです。他の球場も観に行きたいです。

1時間の球場ツアーが終わり、最初にボストンでのメインイベントが終わってしまいました。雨も降っていてやや心が折れそうでしたが、次の場所へ移動。Googleマップではバスでの移動が案内されましたが、待ち時間20分(強風と雨の中)に心が少し折れたのでUbsrに乗りました。そして向かったのはこちら、New Balanceのファクトリーアウトレットです。本社もすぐ近くにあります。

アウトレットは安かったし、お客さんがそこそこいました。36ドルで靴1セット買いました。すごいいい買い物した!って気分になりました。(Uberでここまで来たのは少し忘れよう)外が強風&雨だったので、アウトレットの中であれやこれやと試着して癒されました。かなり長居してしまいました。

NBを出るころには雨もほとんど止んでいたので、電車で戻ることに。Google Mapに言われる通り駅に行き、ホームへたどり着きました。あれ、改札通らずにホームまで来れた。あれ、券売機もない。でもきっと車内で検札されるパターン、どうしよう。

ホームの端の方に人を発見し、切符の買い方を聞いたら、アプリで買うんだよ、と教えてくれました。なるほど。急いでアプリをインストールし、購入しました。そういえば、NYのフェリーも券売機は休止中になっていて、アプリで買うようになっていたところがありました。アプリなんですね。今どき。

1時間に1本ほどしかない電車に乗れて、ボストンのダウンタウンへ戻りました。

もう夕方になっていたので、ご飯を食べにダウンタウンへ。ボストンはシーフードが有名らしいので、シーフードのレストランへ行ってみることにしました。生ガキが大好きなので、生ガキが食べられるお店へ!

お店に着いたら数人がお店の前にいました。待ってるのか聞いてみると、待っている、そして、6時になるまで名前を聞いてくれないんだってと教えてくれました。6時までまだ30分ある、、、。この日は観測史上2番目に寒い日で、5月だというのに気温が11℃くらい。寒い中30分も待つのか、そしていつになったらご飯食べられるのか、また心がおれる、と思いつつ、30分待ちました。そして、6時となり、名前を聞いてもらえ、何時に来たら良いか教えてもらえる、その時、「一人なら今から大丈夫」と言われました。マジか、今いいの?とちょっと拍子抜けしながら着席。しかーし、外の席!!寒い、11℃!でも、もうここまで来たらここで食べます。人気店だし、おいしそうだし、もう他のお店に行く気力もないです。牡蠣を食べられる、と自分を励ましつつ!

生ガキやはまぐりは、どの種類が何個欲しいか紙に書いてオーダーすると、とても美味しそうなプレートがやってきました。テンションあがります。おいしそう、そして実際おいしかったです。牡蠣はもっと頼めばよかった。外の席で寒かったので、あったかい料理はどれか、とお店の人に聞いたら、いくつか教えてくれて、その中でよく分かんないやつを、これって何?と聞いたら生の魚だよ、と教えてくれてました。、、、。あったかい料理を聞いたはずが、全く英語通じてないみたいです。愕然、。ま、気にせず、メニューを読んでわかるものを頼みました。クラムフライです。時価って書いてあったけど、まいっかと思って頼みました。おいしかったです!タルタルソースもおいしかったです。よく合います。そして、普段はほとんどお酒は飲みませんが、あまりの寒さにスパークリングワインを注文しました。ぜーんぶとてもおいしく、大満足でした。アメリカで食べた食事の中で一番おいしかったのではないかと思います。さすが人気店。生ガキまた食べたいです。気になるお会計は、65ドルくらい。(チップも払って合計75ドル)65ドル!?と二度見しましたが、クラムフライが30ドルくらいしてました。なるほど。時価。。。でもま、おいしかったので満足です。

ご飯はかなりおいしくて満足できて、ご機嫌でホテルへ帰る途中、ボストンクリームパイというのを買うために別のホテルへ寄りました。

ボストンクリームパイ、というのはパイというよりは中にクリームが入ったケーキみたいなお菓子です。甘すぎず、おいしかったです。ホテルへ帰る途中でスタバでコーヒーを買って一緒に食べました。おいしい晩御飯とおいしいデザートで、かなりご満悦で旅行の一日目が終わりました。

ホテルは日本のビジネスホテルみたいな感じで220ドルくらいでした。夜、9時ころ、警報機が鳴りだして、何事かと思ったら、全員避難しないといけないかもしれないから備えるように言っていました。避難することになったらまた連絡するからと。何が起こっているのか、超ビビる。そして、眠い、着替えるの面倒くさい、マジか、と思いつついったん外へ出られる洋服に着替えてケーキを食べたりごろごろしていると、次のアナウンスがなって、消防が調査して避難の必要はなくなったから大丈夫ですと言っていました。よかった。それにしても避難するっている英単語を聞く機会がこんなにあるとは。去年はカリフォルニアで山火事がひどくてEvacuationって何度も聞いたし、友達のアパートでボヤがありそこでも、またここでも聞くとは。

翌日は、ハーバード大学とMITを観に行きました。とてもきれいな静かな場所でした。観光客はいっぱいでしたが。学生の人が無料でガイドしてくれるサービスがあるらしいですが、雨が降っていて、自分の気力がこの日もギリギリだったので一人でてくてく見て歩きました。

学校の外に生協があって、グッズがものすごくたくさん売られています。大学生協なので授業の教科書も売ってあるのですが、大部分は観光客用のお土産でした。なにか買いたい気分になりましたが、卒業したわけでもないしなぁと、やめておきました。

続いてMITへ。ハーバードからバスで15分くらいのところにMITがあります。しかし、MITは町の一角にたくさんMITのビルがあるっていう感じなので、どこからどこまでキャンパスかよく分からず。雨も強くて心が折れて、そそくさとボストンのダウンタウンへ戻りました。

旅の最後にやってきたのはマーケットです。お目当てはロブスターサンド。ボストンはシーフードが有名ですが、なかでもロブスターとクラムチャウダーは特に有名です。人気店がこのマーケットにあるらしいのでやってきました。クラムチャウダーとロブスターサンドのセット。おいしかったです。でもですね、ロブスターって、淡白ですよね。味はバターと塩コショウの味でした。パンが美味しかったです。ちなみに、このセットで33ドル。おいしいけどまた食べたいかと聞かれると、。。。クラムチャウダーはまた食べたいです。

ここで私のボストン旅行もほとんど終わり、後はスーパーへ行って名産クランベリージュースを買って帰途につきました。帰りもPeter Panのバスで。

ちなみに私は旅行そして観光があまり好きではありません。移動が疲れるのと、観光地を見ても大体の場合すぐ帰りたい気分になってじっくり楽しめないからです。今回もバスでの移動でめっちゃ疲れました。本当は飛行機で行きたかったけど、旅行を思い立ったのが一週間前で、飛行機代が高くてあきらめたのでした。観光はむいていないことが分かっているのでものすごく興味のあるところ以外は行きませんでした。ボストンは美術館とか有名らしいですが。。。食費が高めの旅行になりましたが食べたものは全ておいしかったので満足です。またしばらく働きづめになりますが、がんばろう。。。。。。

旅行好きでないと言いつつも、しかしですね、せっかく東海岸に住んでいるので、どこか行かなければという気持ちがありますね。次はワシントンDCへ行く計画をしています。今年は収入があるので罪悪感なく旅行に行けます。