Aug. 2020

8月7日にとうとうカリフォルニアの運転免許の実技試験を受けて免許を取得しました。ところで、私の場合、カリフォルニアの免許が必要なのかというと、そうではないみたいです。日本の免許証があれば、こちらでも運転することができるみたいです。カリフォルニアの居住者になったらカリフォルニアの免許を取得しないといけないんですが、留学生で留学生料金の学費を払っている人は居住者に該当しないらしいので私は居住者ではないです。運転免許を管轄するDMVという州政府の機関のWEBサイトに書いてます。ただ、車を運転していて警察に止められた場合、日本の免許証や国際免許証を理解してくれない場合があるので、カリフォルニアの免許を取得した方が無難だということらしいです。学校の留学生担当の人が言っていました。何それ、って感じですが。いずれにしても、留学生はSSNを取得することができないし、運転免許を持たないとこちらのIDが何もないので運転免許を持っていた方が便利だとは思います。私はアメリカに来た当初の1月中旬に必要な書類がそろった時点で免許の取得を開始しました。日本だと運転免許証は警察の管轄ですが、こちらではDMVという州政府のIDセンターみたいなところがあって、そこで車の登録や運転免許などのIDカードの申請が行えます。ひとまずDMVに行って運転免許取得の申し込みをして、続けて筆記試験を受けました。筆記試験に受かると仮の免許証がもらえます。実技試験の予約をして、それまでの間に運転の自主練をします。私は当初4月中旬に実技試験の予約をしていたのですが、コロナの影響でDMVがクローズしてしまいその時には受けることができませんでした。DMVはいつもすごく混んでいるので実技試験の予約をとるのは大変で、私が予約をしたときは30分以内くらいで行けそうな近くのDMV3カ所のうち、3か月先の空きが一つだけあって、なんとか予約できたという状況でした。なので、一度予約がキャンセルされた時には、次にまた予約が取れる気がしなくて絶望的な気持ちになりました。しかし、6月末ごろにDMVからメールが来て、なんとリスケしましたと!期待していなかっただけにとても嬉しかったです。DMVからのメールを受け取った後、実技試験対策のために自動車教習を受けました。通常は仮免許取得の後は、カリフォルニアの免許を取得して1年以上経過している人に助手席に乗ってもらえば、公道で練習することができます。もともと私は留学生で日本の免許証があり公に運転してよいので、車を買った後は一人で運転していましたが、合計3回自動車教習も受けました。1回目は、赤信号で右折してよいルール(こちらは右側通行なので日本だと赤信号で左折するイメージです)などがいまいちよく分からなかったので、交通ルールを教えてもらう感じで教習を受けました。2回目は、フリーウェイを練習したくて教習を受けました。3回目は、実技試験の前に試験のコースを教えてもらいました。日本のようなかっちりとした教習所はないし、会社に所属する先生は料金が高いので、Yelpで探した個人の先生にお願いしました。試験の当日は、カリフォルニアの免許を取って1年以上経過している人と一緒に自分の車でDMVに行き、自分の車で試験を受けます。試験用の車は借りるなりしてでも自分で用意しないといけないです。私は大家さんに頼んで一緒にDMVまで来てもらいました。一緒に来てくれた人にはDMVで待っていてもらい、試験官が車に乗り込み20分くらい公道を運転するというのが実技試験です。試験官が右折、左折、車線変更などの指示をするのでそれに従って運転します。試験官は女性で感じの良い人だったので、気分的には楽でしたが、言っていることが聞き取れなくてミスったりしました。公道での運転を終えDMVに帰ってきて駐車場の車の中ですぐに合否を教えてくれます。試験は減点方式で、15点分ミスをすると不合格となります。また、信号無視や歩行者無視など、危険な運転をすると一発で不合格となります。私の場合は、7点減点されていました。

実技試験の結果が書かれた紙をもらいました。多分、”/”っていうマークがついているところが減点された項目です。

その日のうちに紙の運転免許証をもらえます。写真入りの免許証は後日郵送されてきます。

運転免許証。ほとんどモザイクですが。

1月中旬に手続きを開始して免許が手元に届いたのが8月中旬というわけで、7ヵ月かかりましたが運転免許を取得しました。うれしいです。

8月末に夏学期の授業が全て終わり、時間的にも気分的に余裕ができたので、初めて洗車に行きました。大家さんに洗車するにはどうしたらよいか聞いたら、ガソリンスタンドの機械洗車に行けばいいよ、ということだったのでChevronに行ってみました。ガソリンスタンドの人に、初めて洗車するからどうしたらいいか教えてほしい、と聞いたら、前の人のを見るんだ!と言われました。なめられてるのかと思いましたが、結果としては前の人のを見てまねしたらできました。 結構きたなかったんですが、10ドルくらいでそこそこきれいになりました。 そういえば、コロナで stay at home になったときにガソリンがすごく値下がっていましたが、今ではすっかり元に戻りました。かといって経済活動はそんなに元に戻っていないんですが。

8月中の出来事でもう一つうれしいことがありました。髪を切ってもらえました。3月以降、私の住んでいる郡では美容院は再開していなくて(正確には1日だけ開いたけど、すぐにまたクローズになった)みなさん髪が伸び放題です。今もサロンはオープンしていないんですが、大家さんのお友達が美容師なので、大家さんの娘さんの家の庭でみんなで切ってもらうことができました。髪をどうしたいか聞かれて、あまり考えていなかったので、とりあえず3.5インチくらい切ってほしいと伝え、レイヤーは?と聞かれたのでレイヤー入れて、と言って、あとはほぼお任せでやってもらいました。さっさっさーと、20分くらいで全てが終了しました。ちなみに、美容師の方はメキシコ人で、ペルー人の大家さん家族とはスペイン語で楽しそうに話していて、ラテンのネットワークうらやましいなって思いました。日本語では韓国人とも台湾人とも中国人とも会話できないです。で、仕上がった髪ですが、私としては満足でした。伝えたとおりの髪の長さになったし、変でもないし、想定範囲内です。ただ、やはり、日本の美容師さんに切ってもらった感じとはちょっと違います。私よりも、大家さん家族の方が私の髪型を気に入っていた気がします。初めて大家さんと会ったときと同じくらいの髪の長さになったんですが、その時よりも今の方がいいね、って大家さんたちは言ってました。(ちなみに、私は元の髪型の方が好きです。) 大家さんの家族は私に前髪を伸ばしてワンレングスにすることを日ごろから勧めてもきますし。髪型の好みとか流行りって文化で結構違うよね、って改めて思いました。