Jul. 2021

7月が終わると私のNYでの仕事も半分終了。たった10か月の仕事なんですがとても長く感じます。ようやく半分、まだまだ半分。最初のころよりもだいぶ慣れてはきましたが、まだまだ分からないことだらけで、英語もよく分からないことも多く大変です。ただ、業務内容や英語が分からないときにどうしたらよいのか、どうやって他の人に助けを求めたらよいのかが分かってきたので、前よりは少しマシです。毎日新しいことに遭遇するし、長時間労働で疲れてますが、あと5か月がんばろう。

2月末にNYに来てから今は7月も終わり夏です。NYの夏は暑いと聞いていましたが、いまのところカリフォルニアと比べても、東京と比べても過ごしやすいです。昼間は32,3℃くらいまで上がることはありますが、湿度はそんなに高くないし、やや曇りという日も多く、苦しいほど暑いことはないです。日によっては夜は涼しいくらいの時もあります。基本的に平日は通勤もないし家で仕事をしていて外に出ないので過ごしやすいと感じているところがあるかもしれないです。

週末は食品の買い出しに行きますが、買い出しに行く時間帯は選びます。暑い時間帯に出かけるとやはりしんどいです。こちらでは、自宅から大きいカートを引いて行って1週間分を買い込んで帰ってくるので。水だけでも1ガロン(3.79L)のボトルを3つくらい買うし、ジュースや牛乳を買うと一気に重くなり(単位がハーフガロン)帰りはかなりの重量の荷物になります。私が食品の買い物に使うのは主に2カ所あって、1つは近くにあるチャイニーズのスーパーで、もう1つはマンハッタンのSunrise Martという日本食スーパーです。

チャイニーズのスーパーというのは、多分経営者が中国人で主に中国人向けのスーパーのことだと思います。周りの人がそう呼ぶので私もそう呼びます。

看板に「新龍興超級市場 US Supermarket」って書いてあります。新龍興ってアメリカって意味なんですかね。知らないですけど。超級市場はスーパーマーケットですかね。他のお店の看板でもよく見ます。外観も店頭もぱっと見中国。(中国へ行ったことないですが)そして店内も。

私の住んでいる場所はアジア人、とくに中国人が多いので、中国系のスーパーがたくさんあります。そして、中国系のスーパーは、生の野菜、魚、肉が種類豊富に量り売りされています。店内はいつもにぎわっていて、客層は主に中国人、たまにインド人、ラテン系、という感じです。さすが、中国人は食に対してやる気が高いので、スーパーにも種類豊富なたくさんの商品があります。日本の商品も結構置いてあります。納豆なんかもありますが、誰か買う人いるんでしょうか。レジの人もほぼ100%中国人なので中国語で話しかけられたりします。ここはほぼ中国なんじゃないかと思っています。中国に行ったことないけど。店内の雑多な感じと、ちょっと汚い感じと(NYは古い建物が多いのでチャイニーズのスーパーに限らず小汚いスーパーは多いですが)、人の多さと、みんなの買い物量の多さに圧倒されます。しかし、ビビっていては買い物できません。強い意志を持ってカートをぐいぐい押していかないと進めません。

もう一カ所、私が買い物をよくするのはSunrize Martという日本食スーパーです。NYに来て最初のころに、会社の人がここが一番使える日本食スーパーだよと教えてくれたのですが、確かに他の日本食スーパーと比べて品ぞろえも価格も一番だと思います。

お店はマンハッタンに3カ所ほどありますが、一つは結構な一等地にあります。私の家から一番行きやすいので、この店舗をよく使います。私のお目当ては主にお菓子です。大量に買い込みます。値段は日本の値段のだいたい倍くらい。

生魚や冷凍食品、調味料などもたくさん置いてあります。スーパーとお弁当屋さんみたいなのとが隣り合わせで別の店舗で並んでいて(どっちもSunrize Mart)お弁当屋さんもたまーに行きます。日本と同じようなお弁当ではないです。ちょっとアメリカな感じの日本のお弁当です。アメリカ人にもウケるようにしているんでしょうか。日本人からすると、いつも残念なアレンジにがっかりしますが。鮭はなぜか照り焼き(塩焼きにしようよ)、巻きずしにはオレンジ色の辛いソースをうねうね掛けてある(そのソースいらない)、カツカレーのカレールーがチキンカレー(入れるなら野菜にしてほしい)、お弁当の副菜がマカロニチーズ(せめてマカロニサラダにして)。そういえば大家さんが言っていたのですが、日本食レストランでも、経営者が中国人の場合が結構あって、そういうお店はちょっと違うものが出てくるので、本当の日本食を食べたいときは経営者が日本人かを確認するのが重要だそうです。確かに、経営者が日本人でも??なものが結構あるので、よくメニューを調べたりしてからでないと違うものが出てきてがっかりとなります。

カリフォルニアに住んでいたときは、忙しかったとしても、時間の使い方は自由になったので自分で料理できていたのですが、今は、平日は時間のコントロールが自分でできないので、料理をする時間を確保することが難しいです。なので、生野菜や果物、豆腐などの切るだけで食べられるものや、お菓子を食べることが増えました。平日はたいして食べたいものを食べられないので土日は何かおいしいものを食べたいという欲求が高いです。家の周りで手に入れられるおいしいものには限りがあるので、マンハッタンに行ったときに何かしら買ってくることが多いです。やっぱマンハッタン便利だなぁ。日本食スーパーたくさんあるし、Whole FoodsもTRADER Joe’sもあるし、おいしいパン屋さんもケーキ屋さんもある。

そろそろ近場で観光する場所もなくなってきたので、最近はもっぱら食べることに興味が向いているようです。おいしいものをゲットするためにマンハッタンに住みたいとかって思ったりします。。。

1か月ほど前に職場のアンケートがあり、今後も在宅勤務を継続したいかを聞かれました。週1日出勤、2日出勤、全部出勤、全部在宅、だかいくつか選択肢があり、私は全部在宅を選択しました。通勤に1時間20分くらいかかるし、通勤しないでよい生活になれたらもう戻れないです。他の人もほとんどそれを選択したのではと想像します。結局私はこの後も在宅が続けられることになりました。基本的に家に引きこもりで友達0のNYの生活はこれからも継続です。